連載!!chakoさんのホストファミリー体験談 2005

VOL. 2


我が家に来た留学生たちは、私が飛び込みでお願いに行った近くの高校へ通います。ですが、毎年来日が6月の終わり頃(アメリカの学校では夏休みが3ヶ月もあるって知ってました?)なので、トータルで7日間くらいしか通うことが出来ません。この時期、ほとんどの高校が期末試験が始まってますからね。




1年目 : ナターシャ(ニックネーム:ターシャ)



シャイで控えめだけど、とってもおしゃべり。学校の先生や周りの人たちには「体は大きくて、金髪で、どこから見てもアメリカ人だけど、性格は控えめで日本人みたい」とよく言われました。

17歳にしてすでに4人の甥っ子と1人の姪っ子もち。自分の町や学校、家族など、たくさんの写真を持ってきてくれました。自分の牧場に地平線があるんですって!やっぱりスケールが違いますよね。学校へは彼女の家から車で20分だそうで、14歳のときに免許を取って自分で運転して学校に通っているそうです。信号なしの真ーっすぐの道での20分て、東京の道での20分よりはるかに遠いですよね。


彼女は、お好み焼きと焼きそばを気に入ったようで、「ブルドックソース」を買って帰りました。

下の娘はものすごーい人見知りなんですが、初めて会ったときからぜんぜん平気でした。来る前から写真を見せて、新しいお姉さんだよって言っていたのもあるかと思いますが、あんなにすんなり溶け込めるとは!

 最近、ナターシャからメールが届いたのですが、びっくりニュースです!彼女は今二十歳になったのですが、なんと結婚するそうです!!しかもできちゃった結婚。9月には赤ちゃんが産まれるそうです。招待状を送ると書いてありました。行きたーい!でも、彼女の町サウスダコタまでは飛行機3本は絶対乗らなくちゃいけないんです。メールにも、来れないと思うけど写真をたくさん送ると書いてありました。大学はあと2年残っているけど、ちゃんと卒業するつもりだそうですよ。大学は家から車で3時間のところにあって、彼女は寮に入っているですが、赤ちゃんが産まれたあとはどうするのかな?




2年目 : ルシェル (ニックネーム:ルーシー)



やっぱりシャイでしたが日本語が出来ました。ルーシーは本当に日本の文化、アニメ、日本食、いろいろなことを知っていました。彼女は日本語を5年勉強していて12歳のときに学校の旅行で日本人の先生やクラスメイトと日本に来たことがあって、来日は2度目でした。

滞在5日目くらいにお誕生日だったので、バースデーケーキに日本語で「お誕生日おめでとう ルーシー」と書いてあげたらとても喜んでくれて、「ちゃんと字が写るかなー」と言いながら、ケーキの写真をパチパチ撮っていました。お台場などに連れて行っても1枚しか写真を撮らないのに、私がイかをさばいているところ写したりして、本当に日本の生活を勉強しに来たという感じでした。

子供たちは本当によく遊んでもらいました。トランプで「Go Fish」を英語でやったり、長女はそのころ幼稚園の年長でしたがたしざんを覚えたがっていて、ルーシーに英語で教えてもらってました。数字は万国共通ですからね。

前の年の留学生の帰国のときは涙涙のお別れだったので、今年は笑って!と思っていたら、「ママ、おばあちゃん、大変お世話になりました。皆さんのことは決して忘れません。ニューヨークへ是非遊びに来てください。そのときは私がツアーガイドします。」と、深々と頭を下げて言うので、あっけに取られたというか、感心してしまいました。私の母は「あんなに深々と頭を下げるアメリカ人を初めて見たよ。」と言っていました。





3年目 : ローリー



去年来たローリーですが、写真を見ておわかりの通り、なかなかの美人さんで、私のお友達や主人、彼女が通う高校の校長先生までニマニマしていました。

彼女の性格を一言で言うと「まじめ」!2年目にきたルーシーは日本語がとても上手だったので学校の友達や周りの人とのコミュニケーションに困ることはありませんでした。1年目のターシャは日本語を一個も知らなかったけれど、彼女の明るさと、おしゃべりな性格に自然に人が寄ってきたという感じでした。が、ローリーはちょっと違い、学校のお友達が自分の言える英語で"Do you like Nattou?"と話しかけると、彼女はただ"No!"と答えるだけ。彼女も自分から話しかけることもあまりしないので、結局学校ではお友達はできずに帰りました。彼女が来日して1週間ぐらいが経ったとき、私の夢について語ったんです。「私は毎年できる限りホストをしていこうと思っているの。そしていつか留学生たちとみんないっしょに日本で再会するの」と。そしたら彼女はマジメな顔をして「それはちょっと難しい。アメリカでならできるかも。」みたいな事を言っていました。ターシャにも同じ事を言ったのですが、彼女は「アメリカと日本の真ん中のハワイで会うのはどう?みんなでアメリカンフードとジャパニーズフードを作ってパーティーをするの。そして・・」なんて2人で当てのない夢についておしゃべりをしました。ルーシーは「そのときは私が留学生たちのツアーガイドをします」と言っていました。2人とも半分ジョークだというのをわかって話しているのですが、ローリーはすごーくマジメな性格なので、マジメに答えたのでしょう。そしてうちの子供たちとは彼女自身どう関わったらいいかわからなかったようで、子供たちが学校から帰ってくると自分の部屋に戻って昼寝をしていました。こんなことばかり書いているとあまりいい子じゃなかったように見えて来てしまいますが、彼女なりにとてもがんばってたところもたくさんあります。料理をすることが好きらしく、彼女の旅行かばんには軽量カップやらピーナッツバターなどお料理道具でいっぱいでした。彼女なりにホストファミリーとどう過ごすかと色々考えてきたのだと思います。「今日の夜ご飯は私が作ると」言って、マッシュドポテトやBLTサンドなど作ってくれました。そしてなによりも私の料理を1番食べてくれました。サザエのつぼ焼きも涙ぐみながら食べてました。どうやって噛み砕いたら良いかわからないみたいです。ああいうグニャグニャした食べ物はアメリカにはないですからね(ガム以外は)。私の思うところ、彼女はすごくマジメで口下手な女の子なんですね。

ターミナルでお別れのとき、もう行きなさいと言ってもなかなか私たちから離れようとせず、涙をぽろぽろ流して「ありがとう、ありがとう」と言って帰っていきました。私としてはちょっと意外でした。クールな感じに見えた子が、こんなに涙を流してくれるなんて!そして帰国後約7ヶ月ですが、ちょこちょことEメールをくれます。なんでもないことです。学校でバレーボールの試合があって勝っただとか。こんなことをおしゃべりすればいいんだけどなーと思いながら、やっぱり口下手な子だったんだなーと納得です








3人とも共通して気に入った日本食
『枝豆』 留学生たちみーんなおいしいって言うそうです。アメリカって大豆の消費量はかなり高いと思いますが、フレッシュなものをただボイルして食べるってことはしないんですよね。


『とんかつ(フライ全般)』 あのサクサクがやっぱり気に入ったようです。パン粉というものを使った料理はアメリカにはないので、作り方を教えてと言われたとき、食パンを買ってきて、ミキサーでパン粉を作ったりして一緒に料理しました。


『オムライス』 味がどうのというよりも、卵の上に名前を書いてあげたら喜んでいました。


『鉄板焼き』 楽しいと言って写真をパチパチ撮ってました。ターシャには「東京では庭のある家が少ないので家の中でバーベキューするのよ」と言っておきました。


『焼肉屋さん』 ビーフ消費大国のアメリカ人ですが、タンも子袋もガツも生まれて初めて食べたようです。去年来たローリーはエバラ焼き肉のたれを2本買って帰国しました。何でも食べる3人でしたが、さすがにレバ刺しは食べませんでした。





みーんな情の厚い子ばかりです。私の周りの人たちもアメリカ人に対するイメージが変わったって言っています。滞在期間はたったの1ヶ月半です。家族になるには短すぎます。でも彼女たちが帰ってからより関係が深まっていくような気がします。新潟で大地震があったときもすぐメールをくれました。東京は大丈夫?って。きっと日本に来る前は日本のニュースなんかに耳を傾けることもなかった子たちが、帰国後も遠いアメリカから私たち家族や日本のことを思っていてくれるんだなーと思うときが、ホストをしていて良かったと感じる瞬間です。


次回へ続く   






chakoさん ありがとうございます! by 管理人









SEO [PR] 住宅ローン フラワーギフト 必勝祈願 冷え対策 動画 無料レンタルサーバーSEO